消費期限切れとなったペットボトルの備蓄用飲料水を、
手洗い器として災害時避難所等で再使用できます。
ある自治体を訪問した際、防災担当者と備蓄飲料水メーカー担当者間で“困りごと”の話がきっかけで開発が始まりました。
それは、備蓄用飲料水の更新時期に大量の廃棄が発生する問題。
上図のように、大量の廃棄が問題になると同時に、保管場所の確保も困難になっているのが現実です。
しかし、災害時における飲料以外の水の確保も重要です。
学校などの避難所では飲料水以外の水の備蓄は十分でなく、これまで廃棄処分されていた水に使用用途・方法を決めることで保管目的ができ、同時に保管場所の分散・確保につながります。